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楽ちんデイトレ入門(3日目):トレーディングツールの選択と設定

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デイトレに必要な道具

初めてデイトレをする人は,ネット動画やブログなどで,「これは情報屋の秘密部屋か?」と思うような薄暗い部屋にトレーダーが座っていて,大きなディスプレイに囲まれている画像を見たことがあると思います。

「ああいう設備がないとできないの?」と不安になった方もいるかもしれませんが,心配いりません。デイトレはインターネットが使える部屋に,ノートパソコンまたはスマホやタブレットがあればできます。

 

「じゃああの写真は何?」と疑問に感じると思いますが,当面は「上級者になると設備投資がしたくなるんだな」という程度の理解で大丈夫です。

気になる方は,ボクの以前の記事を参考までにご覧ください。

sora888j.hatenablog.com

 

トレーディングツールの選択

デイトレを始めるのに欠かせないトレーディングツールですが,実はこれ,証券口座を開いた人にしか提供されないので(口座があればほとんどの証券会社では無料で利用できます),証券会社選びとトレーディングツール選びは一体で考えることになります(それで2日目にトレーディングツールのこともちょっと書ました)。

ボクは特に考えもせず「楽天カード使ってるから楽天で口座作ってデイトレ始めよう!」というノリで,マーケットスピードⅡ(マケスピⅡ)をダウンロードして使い始め,今も使っています。

 

でも,これから始める人は推奨環境くらいは比較して決めた方がいいんじゃないかと思ったので,今日は主要ネット証券のトレーディングツールを比較します。

…といっても,ボクがいろいろ使い倒してるわけじゃないから,良し悪しの判断ではなく,あくまで各社が推奨している環境を比較するだけです。

比較するのは,楽天証券,SBI証券,松井証券,マネックス証券,auカブコム証券です。

 

トレーディングツール比較

楽天証券(ツールの名称:マーケットスピードⅡ)

マケスピⅡはWindows版しかありませんので,マックユーザーは使えません(追記:マケスピにはmac版があります。メモリーは4ギガ以上,HD空き容量は5ギガ以上必要です。5社の中では一番大きいけど,古いパソコンで使っているボクが,特に「重い」と感じたことはないです。

有名トレーダーさんたちにも愛用者は多いみたい(まぁきっと皆さんいろいろ使うんでしょうけど)。不満は以前の記事で書いた通りですが(出来高で銘柄スクリーニングができない),これについては他社も同様だからマケスピだけの欠点とは言えません。

ボクは「武蔵」という板発注システムが使いやすくて気に入ってます。

ツールの画面に表示させるパーツや配置を自由にカスタマイズできるのは,ボクのように貧弱な設備でデイトレしている人にはとてもありがたいです。

マーケットスピードⅡの推奨環境
SBI証券(ツール名称:ハイパーSBI2)

SBI証券[旧イー・トレード証券]

ハイパーSBI2は,ここで紹介する5社のトレーディングツールの中で,唯一マック版があります(マックユーザーはみんなどうしてるんだろう?これに集中してるのかな?)。

先日ちょっとだけ使ってみましたが,デザインがすっきりしていて,最初からこれを使っていれば特に不満も起きなさそうな感じでした。

 

あと,特記すべきはテクニカル指標を72種類も用意していて,他のツールよりずば抜けて多い点。テクニカル分析に凝りたい人はこれかな。

推奨環境は以下の通りです。ハードディスクの空き容量がマケスピⅡの半分以下で済むみたいですね。その代わりCPUは32ビットだとダメってところは要注意でしょうか。

ハイパーSBI2の推奨環境
松井証券(ツール名称:ネットストックハイスピード)

松井証券

松井証券はデイトレ向け証券会社として知られているから,「シンプルで玄人好み」という評判。あと,これはツールの特徴じゃないけど,自分のトレードを定量的なデータとして確認できるサービスはおもしろいと思う。ポジションを持っていた時間の平均を,収支がプラスだった月とマイナスだった月で比較できたりするから,自分のトレードを客観的に振り返って練習に生かしたい人には大きなアドバンテージだと思います。

 

シンプルと言われるだけあって,ハードディスクの空き容量も50メガでいいみたい。

ボクのように,古めのパソコンでとりあえず始めたいときにはうれしいかも。こちらもマック版はなしです。

ネットストックハイスピードの推奨環境
マネックス証券(ツール名称:マネックストレーダー)

株・投資信託ならネット証券のマネックス

銘柄スカウターが有名なマネックス証券ですが,そういえばマネックストレーダーの評判はあまり聞いたことがない(ボクも口座はあるけど使ったことないです,すみません)。テクニカル指標が42種類と,意外にもハイパーSBI2に続いて多かったです。必要なメモリとHDDが4社の中で最も小さいのが特徴でしょうか。

推奨環境は以下の通りです。こちらもマック版なし(ほんとにマックの人はどうしてるの?)。

マネックストレーダーの推奨環境
auカブコム証券(ツール名称:kabuステーション)

auカブコム証券 口座開設

auカブコム証券は,メインツールであるkabuステーションを中核として,ビッグデータ解析技術を活用したデータドリブン型投資情報を拡充している点で,独自の進化を目指しているようです。

kabuステーションもマック版なし,必要なハードディスク空き容量は下表に記載がありませんが,ホームページによると500MB以上とのことです。

kabuステーションの推奨環境

 

ここまで書いておいてなんですが,みんかぶのサイトに取引ツールの充実した比較があります(ただ,充実しすぎていて,もしボクが初心者なら選べない(笑)。あと,推奨環境はOSのことしか書いていませんでした)。

気になる方は以下でご確認ください!(純粋な比較ランキングなのかはちょっと怪しいけど…)

minkabu.jp

 

トレーディングツールの設定

トレーディングツールの設定は各社がYoutubeチャンネルで解説動画やマニュアルを提供しているので,まずはそれを見て基本的な使い方と機能を理解しましょう。

さらに,デイトレーダーに人気のツールは,便利な使い方などの動画がベテラントレーダーのチャンネルで紹介されているので,そちらも参考にするといいですよ。

 

楽天証券(マケスピⅡ)

楽天証券のマケスピⅡは公式チャンネルに動画がありませんでした・・・。マケスピ1はあります。ただ,こちらでデモアカウントを使った体験ができるので参考にしてみてください。

板発注システム「武蔵」の画面はこんな感じ。

マーケットスピードⅡ「武蔵」の画面

SBI証券(ハイパーSBI2)

公式チャンネルの動画はこちらです。

ハイパーSBI2の画面

写真だけだとどの会社のも似たり寄ったりですので,以降は画面写真を省略しますね。

松井証券(ネットストック・ハイスピード)

公式チャンネルの動画はこちらです。この動画はインストールと起動方法までなので,続きは同じチャンネルから探してみてください。

ちなみに松井証券の公式チャンネルは,テスタさんとお笑い芸人さん,ヤーマンさんなどが出演する株式投資の講座があって,とても面白くいろんなことを学べるのでお勧めです。

 

マネックス証券(マネックストレーダー)

マネックス証券は,びっくりしたのですが,トレーディングツールの解説動画を公式チャンネルでほんの一部の機能しか紹介していません。独自のスタンスを貫いてきた会社ゆえの戦略だと思います。どちらかというと,「銘柄スカウター」という銘柄スクリーニングツールの方が有名です。

 

auカブコム証券(kabuステーション)

公式チャンネルの動画はこちらです。この動画は初心者向けの活用術となっていますが,ほかにも設定や使い方に関する再生リストが充実しています。

 

というわけで,ボク自身,「ツールよりも技術を磨け」と言われそうなくらいの初心者なのですが,オロオロしがちな初心者にとって使いやすいツールは強い味方なので,気になる方はよく吟味して選んでください。今回ご紹介したツールはkabuコムステーションを除いて,口座を開設すれば無料で使えます。kabuコムの場合は信用口座開設者なら無料です。

 

楽ちんデイトレ入門3日目は,トレーディングツールについて説明しました。

これで準備は整いましたね!

いよいよ次回は,実際の取引をやってみよう!という回になります。

 

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