Re: マイナスから始めるデイトレ生活

デイトレと雑談を楽しむ人に読んでほしいブログ

そして科学は家内工業化されていくだろう。

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これは雑談記事です!

<今日の雑談>

sakana.aiという企業が、「AI サイエンティスト」というAIを発表して話題になっています。

従来専門の科学者が担ってきた、アイデア創出、実験の実行と結果の要約、論文の執筆及びピアレビューといった科学研究の営みを、なんと自動化してしまったらしい。

 

科学研究といえば、科学者が研究室にこもって構想を練り、地道な実験をして少しずつ世界の原理を探求するものだった。

ただしそれはとっくの昔にノスタルジーの世界となっていて、実際には多くの研究室が教授や准教授を中心に大学院生、学部生と分業しながら共同研究をしているし(近年の科学論文は著者を書き並べるだけで数行にわたってしまうようだ)、薬の開発や先端技術の応用分野では企業との共同も進んでいる。

 

そこにAIサイエンティストが登場して、ボクはまたいつもの通り、わくわくが止まらない。

科学研究の最初のハードルは、専門の学術誌に掲載された膨大な論文を読解して、「新たに取り組む価値のある材料やテーマは何か」を考えるところにあると思うんだけど、AIは膨大な量の学習を難なくこなしていく。

しかもAIサイエンティストは、そうして読み込んだ最新の知見をもとにブレインストーミングを行い(AIのブレストとかマンガチックで笑える)、アイデアを創出、さらには(分野によるけど)実験と分析をやってのけ、最後は論文執筆とその論文の批判的読解までやるという。

 

このAIがどういう形で流通していくのかまだわからないけど、もし個人のパソコンでも使えるようになるとすれば、科学研究の生産性は飛躍的に上がるかもしれない。

一人の研究者が、共同研究者たちと協力して同時並行で行えるプロジェクト数は、せいぜい両手の指で足りるくらいだと思うけど(いや、知らんけど)、AIサイエンティストが世界中で動き出せば、その数倍、数十倍、いずれは数百倍の研究を生み出せるんじゃないだろうか。

しかもそのAIを動かす人が、大学の研究者である必要はない。

歴史学や民俗学みたいに在野の研究者が貢献してきた分野はいままでにもあったけど、AIサイエンティストは科学研究を一気に民主化・大衆化する可能性がある。

 

以前ボクは、AIの画像生成が雑誌モデルにとって代わるかもという記事を書きましたが、AIサイエンティストのインパクトはもっと大きい。

資金力を持つ企業がAIツールを個人に提供し、毎日毎日研究を生み出していく。

そして科学は家内工業化されていくのでは、とボクは空想したのでした。

sakana.aiがAIサイエンティストを紹介したページは以下のリンクからどうぞ(下の画像超センスいい!)。



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