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<今日のお勉強>
8月1日に投稿した記事で、ボクは「気になるニュース」として日本製鉄によるUSスチールの買収を取り上げ、鉄鋼労働者の多くを占める(?)「ヒルビリー」たちは計画を面白くないと感じるかもしれないと書きました。
そう書く前からとっくに面白くないと言われていたようです、すいませんニュースに疎くて。
全米鉄鋼労組が買収に反発していて、「われぇ、計画を公表する前にオレたちにあいさつに来いや!順番ちがうやんけ!」とへそを曲げ、バイデンに「安全保障上のリスクもあるきに、おまんの責任で阻止せんかい!」と詰め寄った結果、USスチールの買収問題は大統領選案件となってしまい、連日大騒ぎです。
トランプもハリスも、傘下に85万人の組合員を擁する組織(と書くとまるで労組じゃなくて暴力団みたいだけど)を無視できず、「買収阻止!」で一致してしまった。
ウォールストリートジャーナルは、この一致を社説で最大限に批判している。
今回の大統領選でこれまでのところ最も間抜けな経済政策で一致していることは、腐り切った政治の時代を象徴している。*1
「最も間抜け」とはかなり口が悪い(笑)。
買収阻止は感情的な問題なんだろうか?
たとえば、(ちょっと考えにくいけど)トヨタ自動車の経営が苦しくなってきて、アメリカのゼネラル・モーターズが買収提案をしてきたら、同じような騒ぎになるんだろうか。
そういえばまさに今、日本でもセブンイレブンがカナダの企業から提示された買収案を拒否するというニュースが流れています。
個人的にはセブンイレブンがどこの国の資本になるかよりも、あの優れた商品開発力やすごく緻密な流通網が維持されるかの方が気になります(まあ、ボクは単なる消費者だから)。
ボクが勝手に名付けた「USJスチール」は、実現しないのかなぁ。
ハリスとトランプの討論会でも話題に出るだろうか。注目してみよう。
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