（トレードはお休み中）
アニメを観なかったボクがたくさん観るようになった理由
ボクは読書と音楽は好きだったけど，ゲームとアニメにはあまり興味を持てないまま思春期を過ごしました。
特にゲームはさっぱりで，不器用なのと一度にいろんなことを処理するのが苦手だから，せっかくお友だちがゲーム機をくれたのに，すぐにやめてしまったほどです（もったいないことをした）。
ところがコロナでどこへも行けなくなり，最初はこれ幸いと本を読んでいたのですが，こんな異常事態の軟禁生活はめったにないから，知らないことに何か手を付けてみようと思って，選んだのがアマプラでのアニメ鑑賞だったんです。
声の魅力に目覚めた
最初に観たのが何だったか，はっきりとは覚えていないのですが，記憶に残っているのは『魔法科高校の劣等生』だったんじゃないかと思います。
この作品でボクは，「自分の耳にすごく気持ちがいい声がある」ということをはっきり自覚しました。
早見沙織さんという人気声優さんがいるのですが，その人の声を聴くと何ともふわふわしていい気持ちになるんです。
正直に言うと，それまで声優さんというのをそれほどすごい人だとは思っていませんでした。いまとなっては完全に偏見まみれだったと反省しているのですが，なんというか映画俳優や劇団の役者になれなかった人がやっているんだろうくらいに思っていたんです（ほんとにごめんなさい）。
でもちがいました。
自分の声をこんなにも精密にコントロールできる人たちがいるんだと，心底驚きました。
それからです。狂ったように（いつものように）アニメを観始めて，１５回１シーズンの作品を２００本くらい見たと思います。
両声類ってすごい
歌手・声楽家も身体全体を使って繊細に声をコントロールしていると思いますが，声優も同じだと思います（身体の隅々までコントロールするという意味では，スポーツ選手やダンサーなんかもすごいと思う）。
ところで最近，「両声類」という言葉があるのをご存じですか？
男女両方の声が出せる人のことで，Youtubeでもいろんな人が動画を配信しているようです。
聞いたことない人は一度聞いてみてほしいのですが，ここまで声って変えられるのかというくらい，まったく違う声が一人の人から発せられます。
下の動画は村瀬歩さんという俳優さんのキャラボイスを集めた動画ですが，この方自体両声類を自称してはいないようですが，ボクがいままで見てきた作品の男女両方のキャラがこの人の声だったと知って驚きました。
最近見ている『ラグナクリムゾン』では女性の魔法使い（というかドラゴン？）のキャラを担当していて（村瀬さんは男性です。中性的な雰囲気の方だけど），ボクはずっと女性の声優さんがやっているのだと思っていました。
２番目の動画は『ラグナクリムゾン』のＰＶで，途中で登場する女性の声が村瀬さんです。
デイトレは女性の方が好成績だってデータがあるらしい
性別の話が出たついでにデイトレの話ですが，デイトレの成績を比較すると女性トレーダーの方が成績が良いというデータがあるらしいという話を動画で見ました（注：ある「『らしい』という話を聞いた」という，すごくあいまいな話です）。
カギは共感性なんでしょうか（共感性は女性の方が高いという研究があるらしい（反論もあるらしい））。➡「らしい」だらけですみません。出典調べろって感じですよね。
「デイトレは心理戦」っていうみんな大好きな言葉が本当なら，心理戦を制するのは共感性の高い人だと思うんです。
ボクは年を取るごとに両性になっていきたい
「両声類ってすごい」の先にある話なんですが，ボクは年を取ったときの理想形が一つあって，道で通り過ぎた中高生から，「いまの人，おばさん？それともおじさん？」って言われることです。
いろんな感情や感覚を自分で経験してみたいから，性を半分しか経験できないのはもったいないというか，ちょっと欲張りたい気分なんです。
それまでにデイトレは買いと売りの両刀使いの達人になっていたい。
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