（トレードはお休み中）
板を見てリハビリしてた。
引き続き療養中です。
今日はリハビリのために寄り付きから板を眺めてました。
禁断症状が出なかったので，ほっとした（完全に依存症患者の気分）。
「デイトレ・アノニマス」とかあるんだろうか。*1
銘柄選びとかもちゃんと前日にやって，寄り前気配の時間帯から「何か気がつくことないかなー」と思いながら見てました（あまり成果はなかったけど。おまけに銘柄選定で最後に除外した３つの銘柄が爆上がりしてた）。
連続約定気配を見た。
いままでにも見たことはあったのですが，今日の後場にLaboroAIの板を見ていた時に，連続約定気配が表示されました。
連続約定気配とは、大口注文もしくは一定時間内（60秒間）に複数注文が連続して発注された際、株価が急変することを抑えるために設けられた制度となります。
大口注文によって、直前の約定値段から更新値幅の2倍の値段を超えて買い上がる（売り下がる）注文数量が出された場合に、連続約定気配（K）が板情報に表示されます。
また、一定時間内（60秒間）の複数注文により、更新値幅の2倍の値段を超えて買い上がる（売り下がる）注文数量が出された場合にも、連続約定気配（K）が板情報に表示されます。（出典：楽天証券ホームページ）
連続約定気配の制度は２０１０年に導入され，２０１９年に現在の形に改定されたようです。
下の図は，改定時に日本取引所グループが公表した文書の一部です。
具体的にどうなるのかは，松井証券の説明がわかりやすかったです（下図）。
ようするに大口注文がたくさんの板を一気に買い占めて価格が急に大きく変動するのを抑制する制度なので，受注が一時保留されるわけですね。
連続約定気配になったらどうするのが正解なんだろう？
今日のLaboroAIでもそうでしたが，連続約定気配が表示されると，板にものすごい勢いで注文が投げ込まれてきます。株価の上昇について行こうと，みんな必死になっているのがよくわかります。
楽天証券の場合，板に「K」と「#」が表示されて，「#」の方は上下にちょこまかと動くんです（上図の松井証券の場合は「連」が表示されてます）。
こういう場合どうしたらいいの？という話なのですが，リハビリ中の初心者には自信をもって答えるのがむずかしいです。
６０秒間受注を保留する制度なのですが，板を見ていると６０秒も板が止まっていることはほとんどなくて，けっこうあっという間に解消され，再びすごい勢いで取引が続いて行きます。
とりあえず初心者は下がる方に注意かな？
連続約定気配は，一気に買い上がるときと，一気に売り下がるときの両方の場合に表示されますが，買い上がりについていけなくても「実損」はありません（ただ買い逃すだけ）。
でも，自分が買いポジションを持っているときに売り方向でこれが出た場合は，まちがいなく自分が損をする方向に突風が吹いている状態だと考えられます。
だから，価格が再度反転して戻ってくるという確信がないならば，一刻も早くポジションを解消する（つまり損切りする）ことを考えた方がいいように思います。
連続約定気配が売り下がる方に表示されるということは，自分がいまトレードしている銘柄の「更新値幅の２倍以上」まで株価が下落するということだからです。
というわけで，今日の療養で得たまめ知識でした。
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*1:アルコール依存症治療の自助グループに「アルコホリック・アノニマスというのがあるんです。
