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赤の他人のために人を動かす力の源泉

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今日は雑談記事です!

<今日の雑談>

Yahooニュースに文春オンラインの記事が転載されていた。

二十歳のアイドル(レースクイーン)を推している7人のコアなファン(オタク)がいて、四十代半ばが最年少、五十代~六十代が中心だそうである。

その時点でちょっと驚いたのだけれど、記事になっていたのはそのアイドルとオタクとの間で起こった事件のことだった。

 

7人のうちの1人が、そのアイドルとラジオ番組に出演することになっていたが、約束の日時になっても現れない。連絡なしにすっぽかすような人ではないと思ったアイドルは、その人になにかあったと直感し、探しに行こうと決意した。

もちろん自宅は知らない。

アイドルは残る6人のオタクに声をかけ、手分けして探すことにした。

それぞれが断片的に持っていた情報をかき集め、所有する車の車種と、最寄り駅、郵便番号を元に、グーグルストリートビューと足を使って探し当てた。

これだけでも偉業だと言って良いと思う。

アパートの大家に状況を話し、部屋に入るが不在。事件性を感じた彼らは最寄りの警察で事情を話し、「家族でないと捜索願は出せない」と門前払いをされかけるも食い下がり、とうとう彼が前夜に路上で酔っ払いに絡まれて乱闘になり、留置場にいることが判明した。

身元引受人となって当人と再会したときは、みんなが喜びの余り泣いていたという。

 

出来すぎた話だが、赤の他人のために人を動かす力の源泉はなんだろうと考えてしまった。

たしかにまったくの他人ではないのだろう。アイドルを応援するコアな7人(7人のオタクというところがまた出来すぎだけど)とアイドルとの間には、それこそ赤の他人にはわからない絆があるのだと思う。

ただ、その絆の正体は何なのか。「推し」が流行語を通り越して社会現象となって久しいが、推しに会うためにのみ集合し、イベントが終わればバラバラに帰っていく。

そういう人々の間に、アパートの管理人や警察を説得するほどの熱意を生み出すこともあるということが、推しを持たないボクには不思議に思えた。

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