（トレードはお休み中）
「利確も損切りも同じこと」からの転落
損失無感覚症で療養中のsoraです。
みなさまいかがお過ごしですか。
ボクのブログのヘッダーには，テスタさんの動画で見つけた「自分的には利確も損切りも同じことだと思ってるんで・・・」という言葉から拝借した「利確も損切りも同じことだ！！」が掲げられています。
それなのにボクは，「単にここで決済するだけだ」と考えてトレードすることができず，損切りをちっとも利確と同じようにはできません。
挙句の果てに，拡大する損失に無感覚になってしまい，療養生活に入ったわけです。
なぜ損失無感覚症になったか
ボクが損失無感覚症になってしまった頃，トレードでせっかく大きな利益を出せていたのに，１つの銘柄にエントリーして急落にあったため，一瞬ですべての利益を失ってしまうことが何度かありました。
たとえば１万円の利益をすでに確定させていて，よく動いているほかの銘柄にエントリーしたら，数秒で成行爆弾が落ちてきて，あっという間に１万２千円の含み損状態になる。
ボクはそれを受け入れられなくて，知らず知らずのうちにハイリスクなトレードに没入していきました。５００株，１０００株で呼び値５円，１０円の銘柄に飛び込み，「大逆転！」とか言って喜んでいました。
この大逆転体験が，ボクの無感覚症を引き起こしたのだと今は思っています。
進化？
今日ボクは，寄り付きから板を３０分だけ眺めていました。
そのあと用事で出かけたのだけど，用事先に向かう途中で「今日の用事は急きょ中止」という連絡が入ってきて，トボトボ家に帰ってきたので，後場も少し板を眺めていました。
そのとき不意に，「損切りは利確の一部なんだなー」という考えが頭に浮かびました。
「まるで逆じゃん！」と感じられると思いますが，利確と損切りを切り離して考えてしまうと，当然だけど「利確」をしたくなってしまい，「損切り」が必要な状態がどうにかなくなってほしいとボクは思ってしまっていたんだと理解したんです。
「利確も損切りも同じこと」に対するボクの考えに，わずかな進化が起きました。
（進化だと大袈裟かな。せいぜい変異か。これからの検証にかかっているけど）
損切りは利確の一部だ！！
１万円の実現利益がある状態で，１万２千円の含み損を抱えてしまうと，損切りに躊躇してしまいます。
ボクの「反省ブログ」を読み返して分かったのは，ほぼ損切りの反省しか書いていないという事実でした。
１万２千円で損切りすれば，たしかに１万円の利益はマイナス２千円になっちゃうけど，それをためらっていると損失は２万円，３万円と膨らんでいきます。
２千円ならほかのトレードで新たに利益を出すことは，実力の足りてないボクには容易ではないにしても，無理ではありません。
でも，長々と損切りを躊躇してトレードのゴールデンタイムを過ぎてから３万円の損失を抱えてしまえば，ギャンブルトレードをしない限り取り戻せません（上級者は別ですよ）。
しかもそこで身についたギャンブル感覚は，翌日以降にも引き継がれます。
実際ボクは，そうやって大きな損失を出してきたわけです。
一方，マイナス２千円からプラス千円くらいなら，その日のうちにチャンスが残っているかもしれないし，仮にその日の収支はマイナスでも，取り返せないほどの損失にはならないように思います。
つまり，プラス千円を実現するための利確の一部として，１万２千円の損切りがある，「損切りは利確の一部だ！！」というわけです。
リハビリをして感覚を取り戻そう
損切りが利確の一部だと腹の底から納得できれば，損失無感覚症は治せるかもしれない。
もう少し療養して，今日の考えが腹落ちするのを待とうと思います。
そうしたら，リハビリして損失の感覚を取り戻そう。
もうちょっとのガマンだー！
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