Re: マイナスから始めるデイトレ生活

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楽ちんデイトレ入門(5日目):これから勉強していくべきことについて

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はじめに

楽ちんデイトレ入門はいよいよ最終回です。

ここまで読んでくださった皆さん,どうもありがとう!お疲れさまでした。

5日目の最終回は,皆さんが今後デイトレをする日々を楽しみ続けるために,勉強していくべきことについてお伝えします。

デビュー戦を勝ったにしろ負けたにしろ,デイトレの実践を味わってなおこのブログを読んでくださる方なら,「えー,デイトレの勉強!?いやだよ」とは思わないだろうと予想しています。

だって,ボク自身も,元来めんどくさがりだし飽きっぽいのに,デイトレの動画や記事,本を読むのはぜんぜん苦にならないんですから。

毎日でもトレードしたいし,もっともっと上手になって,著名トレーダーみたいに大きな利益を出してみたいと思っています。きっとあなたも,そうでしょ?

では,そんなデイトレの虫に憑りつかれたあなたのために,これからどんなことを勉強すればいいのか,思いつくままに書いてみます。

必修科目ってわけじゃないから,興味のあることからやってみてください。

 

リスクの許容範囲を決めよう

これはもっと早めに書くべきことでしたが,自分のリスク許容範囲を決めることはとても重要なことだと思います。生活の安定を大きく崩してしまうようなリスクはとるべきではありませんし,第一それでは長く楽しむこともできないでしょう。

一般的,平均的,模範的,標準的なリスク許容範囲というものは示せないと,ボクは思っています。「投資は自己責任で」という大原則の下,ご自身で考えてみてください。

先日惜しくも他界された経済評論家の山崎元さんは,投資を「リスクプレミアムのコレクション」だといっています。リスクプレミアムとは,投資家がリスクの負担に対して追加的に要求するリターンのことで,損失のリスクがある株式に対して,無リスクや低リスクの商品よりどれくらいのリターンがあれば投資するかを表す言葉です。

投資とは,リスクを取って資本を提供してリスクプレミアムを集める作業だというのが山崎さんの投資観でした。このように投資とリスクは,切り離しては考えられないものなのです。

ちなみにこうした考えは,後の項でお伝えするマイルールとも深くかかわります。

信用取引を始めるために現物取引の経験を積もう

まだ現物取引しかできない場合,トレード手法として「空売り」が使えないという大きな制約がかかりますし,トレード経験を積める回数が限られてしまいます。

小資金で現物取引のみのデイトレをするのは,とても不利なことだと思います。

だから,現物取引や新NISAで積み立て投資をするなどして経験と投資実績を残し,信用口座を開きましょう。

一例として楽天証券では,信用口座を開設する要件の中に,以下のようなことが含まれています。

  1. 他社を含め、信用取引あるいは一定の現物株式取引の投資経験がある
  2. 金融資産が100万円以上ある
  3. 年齢が80歳未満であること

信用取引には固有のリスクやルールもあるので,現物取引で腕を磨きつつ,これらについても勉強してみてください。

 

デイトレに関する用語を知ろう

デイトレ限定の用語はそんなにないと思いますが,デイトレにも関連するさまざまな用語があります。その都度調べていけば良いことですが,知らないと困るものもあるので,少しずつ覚えていきましょう。

たとえばですが・・・,

  1. 建玉
  2. 歩み値
  3. IPO銘柄
  4. 追証
  5. ギャップアップ・ギャップダウン

それぞれ意味が分かるでしょうか?

知らなくてもトレードはできますが,文字通り「知らぬ間に」退場する羽目になるかもしれません。

証券用語集は,証券会社のホームページ(たとえば野村證券)や,日本取引所グループのホームページが充実していて無料で読めます。

 

チャートのことを知ろう(お前もな)

「お前もな」,とブログを読んでくださるベテラントレーダーの方々に言われそうですが,やっぱり必要な項目です。

デイトレにおいてチャートにどれくらいの比重をおくかは,トレーダーによって異なります。チャートはなかなかにマニアックな世界でもあるので,ものすごく研究してトレードに生かしている人もいれば,ほんのちょっと参考にする程度という人まで幅があります。

でも,超初心者の頃に勉強しないと,たぶんずっと勉強しないままになる気がしますし,同じ程度にチャートを参考にしない場合でも,知った上で使わない方が,知らなくてトレードするよりもずっと,視野の広いトレード技術を身につけられるように思います。

 

チャートパターン

チャートにはいろんな要素が詰まっています。ローソク足,移動平均線,出来高,価格帯別出来高,トレンド系指標,オシレーター系指標など,たくさんの情報が1枚のチャートから得られます。

その一つにチャートパターンがあります。

チャートパターンとは,ローソク足が2本以上組み合わさってできるさまざまな形状を類型化したものです。動画やブログなどでよく目にするものとして,ダブルトップ/ボトム,ヘッド&ショルダー,フラッグ,ボックス,包み足などがあり,過去のトレーダーたちが体験的に積み上げてきた知識の結晶といえます。

ウェブ上にある情報だけでも十分な量がありますが,本としてまとまったものを読みたい方は,「うり坊チャンネル」で紹介されていて,ボクも読んだことがある以下の本をご紹介しておきます。

 

 

チャートの指標

トレーディングツールを使ってみた方は目にしたと思いますが,チャート上にはいろんな指標を表示してトレードすることができます。大きく分けると「トレンド系」と「オシレーター系」に分類されています。

ただ,これらのカテゴリーは指標よりも後に考えられたものなので,この2つのカテゴリーできれいに分類できるわけではありません。本や動画,証券会社のツールによって,同じ指標が異なるカテゴリーに分類されていたり,カテゴリーをまたがる指標として紹介されていることもあります。

ここでは楽天証券のマケスピⅡの分類に沿って話を進めていくことにします。

 

トレンド系指標:株価の変動が,どのような傾向を示しているかを知る手がかりとして開発されたのがトレンド系指標です。移動平均線,ボリンジャーバンド,フィボナッチ,一目均衡表などがあります。過去の株価が上昇トレンドを示しているのか,下降トレンドなのかについて,その転換点にめどをつけるためにもちいられることが多いです。

 

オシレーター系指標:「相場の過熱感を知る手がかり」と説明されることが多いのが,オシレーター系指標です。Oscillatorという英語は振動体とか,動揺する人なんていう意味なので,どうしてこんな名前なんだ?とボクは不思議に思っていますが,株式投資におけるオシレーターは,「買われすぎ」「売られすぎ」のめどをつけるためにもちいられることが多いです。RSI,MACD(マックディー),ストキャスティクスなど,たくさんの種類があります。

 

抵抗線(レジスタンス)と支持線(サポート)

上値抵抗線(うわねていこうせん),下値支持線(したねしじせん)とも言います。ある価格ラインをめどとして,下落中の株価がその線の価格で上昇に転じたり,上昇中の株価が下落に転じたりすることが起きるため,株価上昇に対する抵抗,株価下落を防ぐ支持という意味で使われます。これはチャートに自動的に表示される指標とは異なり,トレーダーが自らチャート上に見出すものです。

ただ,たとえば前日終値が下値支持線になりやすいとか,前日高値が抵抗線になりやすいなど,ある程度トレーダーの共通理解を得ているものもあります。

 

板のことを知ろう(お前もな)

「板読み」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。株価と注文数量が表示された「板」の変化を読み取って,それをトレードの手がかりとしてもちいることは,精度の違いや上手下手はあっても,ほぼ必須の作業といえます。

「デイトレ塾Rょーへー」チャンネルを開いているRょーへーさんが,板読みに関する動画を出していますので,基礎的なことはそこで学ぶと良いと思います。

また,テスタさんが紹介して大人気になった下記のような本もあります(ボクは未読のため,おすすめできるかどうかわかりません)。

投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 ~「5%」であり続けるための考え方~ Modern Alchemists Series No. 89

 

銘柄選択のための情報源を探そう

株式投資関係のウェブサイト

有名なウェブサイトとしては,株探みんかぶYAHOO!ファイナンストレーダーズウェブデイトレ株マップ,などがあります。ボクがよく使っているのは株探の「株価注意報」や「銘柄探検」です。

 

メールマガジン

たくさんあるようなのですが,ボクが使っているのは,これまたうり坊さんが動画で紹介していた(いつも人から聞いたものばかりで恥ずかしいのですが),トレーダーナビという無料のメールマガジンです。

高値を更新した銘柄などの情報が,毎日配信されます。

メールマガジンの配信サイトである「まぐまぐ」で検索すれば,もっといろいろなものが見つかるでしょう。中には有料の情報もありますが,ボクは使ったことがありません。

 

Youtubeチャンネル

これも本当にいろいろあるのですが,銘柄選定ということで言えば,「株リアルライブ」が日曜を除いてほぼ毎日20時から配信されていて,動画の中で「明日のデイトレ候補」というコーナーがあります。

 

いまの自分の技術レベルに合ったトレード方法を見つけよう(お前もな!)

これはまだ,ボクのような初心者がアドバイスできることではないのですが,デイトレといってもトレードスタイルはさまざまで,スキャルピングから比較的長めの時間軸のデイトレまであるほか,チャート重視,板重視,順張り中心,逆張り中心,空売り専門など,特徴が非常に異なる多くのスタイルがあり,それにもちいられる手法もまたいろいろです。

ちょっと賢そうな言い方を使うと,その人の認知特性に合ったやり方というのがあるんだろうなと,ボクは漠然と考えています。

ボク自身まだ模索中ですが,皆さんも自分が得意とする手法を見つけ,そのバリエーションを増やしていくと良いと思います。

 

マイルールを作っていこう

トレードを始めると,自分がやりがちなミスや,自分のトレードの仕方の悪い点などが分かってくると思います。

同じミスや同じ欠点から生じる負けを防ぐために,デイトレをする際の「マイルール」を作ることをお勧めします。

たとえばボクは,「大きく負けた銘柄は,同じ日にトレードしない」とか,「すぐ後に用事があって時間が限られているときは無理にトレードしない」などのルールを設けています。テスタさんはデイトレを始めた頃,「マイルールを破ったら翌日はトレード禁止」という厳しい罰則付きでマイルールを運用していたそうです(見習わなきゃ)。

マイルールは一度決めたらずっとそのままにするものではなく,トレード経験を積みながら修正を加えていく性質のものだと思いますので,あまりがちがちに厳格なものにしないで,その時の自分を律するためのルールであれば良いと思います。

 

トレード記録をつけよう

トレードノート(普通のノートのことです),ブログ,X(エックス)など,メディアは何でも構いませんから,トレード記録をつけると良いということを,多くの著名トレーダーが言っています。

ボクもこのブログとは別に,トレード記録のためだけのブログをつけています(自分だけしか読めないようにしているのでお見せできなくてごめんなさい)。

ボクの場合は,トレーディングツールからエクセルにダウンロードしたトレード記録(約定記録と実現損益)を表にして載せ,その日のトレードの良かった・上手くできたことと,悪かった・上手くできなかったこと,トレード記録を見て考えたこと,個々のトレードのポイントなどを書いています。

うり坊さんは動画で,自分のトレードノートが一番いい教科書になるという趣旨のことを言っていました。ボクも自分の記録がやがてそうなるといいなと思いながら,トレードした日のうちに記録を書いています。

ブログやXに毎日のトレード記録を公開している人はたくさんいると思います。たとえばこのブログを読みに来てくださるいぐちさんや,kabuta-daytradeさん,BKさんのブログは,それぞれ個性があって,ボクには勉強になってます。

皆さんもぜひやってみてください(ブログを始めたらぜひ教えてください!)。

 

さいごに

とうとう最終回の「さいごに」まで来ました!パチパチパチー!

デイトレ初心者が書いたデイトレ入門ですから,何の権威も信ぴょう性もありませんが,ボクがデイトレを始めてその都度学んだことや,戸惑ったことを念頭に,5日間のデイトレ入門を書きました。

これを読んでくださった人の中には,ボクの数百倍才能のある人がいるに違いない。ぜひ上手になって,ボクにアドバイスしてください!

ボクのブログは通常運転でこれからも続きますので,ぜひまた読みに来ていただければ超うれしく思います。

おしまい。

 

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