<今日のトレード>
・トレード銘柄:----
・結果:----
【今日のノート:利確も損切りも同じって,新鮮な発見だ。】
昨日から引き続いてデイトレの勉強にいそしんでます。
タレブやピンカーのようなえらい思想家(?)の本からはスケールが大きい大局観を学べるのですが,デイトレについて学ぶにはやはり実践家の考えやトレードに対する見方が参考になります(まぁタレブは実践家でもあるけど)。
その中でも情報が探しやすく,お金もかからないのが動画なので,必然的に動画から学ぶことがボクは多いです。
ただ,やっぱりトレーダーの個性や,銘柄ごと,トレードごとに技術的な部分は変わるものだし,言葉にするのが難しく感覚的な世界なので,動画の内容はすでに聞いたことがあったり,知っていたりするものが多いです(実践できるかは別として)。
だから動画を見る時は,メインとなる内容よりも,何か他のことを説明しようとしてふと提示された言葉から,(ふだんはボーっとしている)思考を刺激され,その言葉を自分で学びにつなげるというのが,ボクの動画活用法になってます(勝手な解釈ともいう)。
ボクは今日,テスタさんの動画でとても新鮮な発見をしました。
「どういうメンタルでチキン利確をせずに利益を伸ばすか,建値カット(同値撤退)はするか」という初心者からの質問に対して,「自分的には利確も損切りも同じ」っていうテスタさんの話を聞いて,ボクにはコロンブスが「卵はこうすれば立つ」と言って立ててみたら,じつはゆで卵だったくらいに新鮮な驚きを覚えました(インチキっていう意味じゃありません。ゆで卵を立てる方が難しそうだから)。4分10秒くらいからのトークです。
「利確も損切りも同じ」という言葉は,「みんな自分の買値を気にしてるけど」という話をした後に,テスタさんが自分の考えを要約して表現したものです。
「買値を気にする」って,ボクには当たり前のことだと思ってた。
動画の中でも言われてますが,損失になっているか,利益になっているかは,買値を基準にして決まるものだから,それが一番気にすべきことなんじゃないかと思っていたんです。
しかしテスタさんは,「自分がいくらで買ったかなんて,ほかの人(参加者)には何の意味もないこと」と続け,参加者が気にしているのは,この時点から上がるか下がるかだけなんだと。
たしかに,「今いくらの損だろう(利益だろう)?」というのは,利確/損切りルールにとっては重要なことかもしれないけど,「今から5分後に上がるのか,下がるのか」にとっては意味のない情報です。
つまり,値動きに対して売る/買うの判断を素早く実行することが重要で,損失か利益かはその結果なんだと理解しました。
利確や損切りの過程には計算の時間が入ります(ツールで表示されるから実際は自分で計算しなくていいけど,ツールで確認する時間は必要になる)。
でも,その計算の時間を入れず,「次にどう動くか,今どう動いているか」に意識を集中すれば,予想に反した瞬間に決済の行動がとれる。
テスタさんが自分の武器を防御力だといっているのは,こういう意識の構えが土台になっているんだなと理解しました。
「自分的には利確も損切りも同じ」とは,「値動きに対応して決済してるだけで,損か利かは結果だよ」という言っているように感じました。
というわけで,ボクの新鮮な驚きは,多くの人にとっては常識レベルのことかもしれませんが,発見の感動を今日は書きました。
単細胞なアタマだから,ブログのヘッダーも変えました。
それにしても,デイトレ界隈でも世間一般でも「メンタル」って言葉がみんな好きですね。
ボクはへなちょこだから,メンタルよりフィジカルな行動の方が気になって仕方がない。
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