＜株価指数＞*日本の指標は本日のもの，アメリカの指標は前日
日経平均 32,271.82 -436.66，TOPIX 2,332.91 -27.55，グロース250 693.00 +0.06
NYダウ 34,095.86 +34.54，ナスダック総合 13,518.78 +40.50
ドル/円 150.34 +0.26
＜今日のトレード＞
・トレード銘柄：メタウォーター(9551)，トーカロ(3433)，三越伊勢丹(3099)，マイクロアド(9553)，カバー(5253)
・結果：9勝7敗1分け（収支はマイナス）
【今日のノート：トレード手法の実験はしんどかった！】
心理学で，「認知資源」っていう言葉があることを，以前本で読みました。考えたり，理解しようとしてアタマを使うと，その大変さに応じて消耗していくという，仮説概念だったと思います。今日はそれに関連する話。
アルゴ対策のことを相変わらず考え続けていて，今日は自分で考えた戦略を実験してみようと思い立ち，ある程度の損は覚悟でトレードに臨みました。
実験した中身は大したことない手法なので，恥ずかしいから書きませんが，合計３時間という長い時間（相場が開いている時間の５分の３！）をかけて，結果はマイナスというションボリな結果でした。
ただまぁ，実験だからやってみないと分からなかったし，損失も小さかったので，試してみてそれなりに満足でした（もう使わないと決めたけど）。実験を日々繰り返している科学者たちは，今日のボクのような思いを何度もしながら，ある人は大発見をして科学史に名を残し，ある人は大した成果も得られないまま無名の人として生涯を送るのだなと思うと，ちょっと感慨深かったです（お前のしょぼい実験と一緒にするな！しかも１回試しただけだろ！と言われそうですが。はい，その通り）。
問題は，実験の後にボクが体験したことです。
ボクは実験後，明らかにコントロールを失って，ポジポジ病だと自覚しながらクリックする手を止められず，おまけにトレーディングツールの初歩的な誤操作で，実験で出した損以上の損失を出してしまいました。
これってたぶん，アルゴ相手に長時間の実験をした結果，ボクの認知資源がとても消耗してしまい，コントロール力を失っていたのだと思います（たぶん認知資源とその回復力には個人差があると思います。ボクにはちょっとしかないんだろうな）。
デイトレの中でもスキャルピングをやっている人，それも専業で毎日５時間格闘している人は，相場が終わった直後はぐったりしていて，しばらくは何もする気力が起きないと聞いたことがあります（たしかテスタさんのインタビュー動画か何かだった）。
そういうすごい人たちと自分を比較するつもりはないけど，認知資源を消耗するとこうなるんだと実感した一日でした。
相場が閉じた直後のボクは，「あー，もう嫌だ。疲れた！」と愚痴っていましたが，時間が経つともう明日が楽しみになっている。
・・・でも，明日はアルゴがいなさそうなところ，いたとしても影響力が強く発揮されてなさそうなところでトレードしたいなー。
