<株価指数>
日経平均 --,TOPIX --,マザーズ --
NYダウ 32,417.59 -366.71,ナスダック総合 12,643.01 +47.41
ドル/円 150.09 -0.31
<今日のトレード>
休日のためトレードなし。
【今日のノート:「べき分布」とか勉強したほうが良いのかしら?】
アマゾンやインテルやIBMの決算が好感されて株価を上げているらしい。たしかにナスダックはプラスだ。東京グロース市場とはえらい違いですね。
メタの決算はダメだったらしい。VRChatはおもしろい世界だと思うんだけどな。世界はそれよりもアマゾンウェブサービスや,すっごい半導体を求めているのか…。まぁ,そうでしょうね。
今日はヒマだったから,ふと思い立って「株価って,予測可能なの?」とかバカみたいなことを考え始めて調べてしまったぞい。そうしたら,「効率的市場をめぐる論争はなぜ決着しないのか」というすごい難しそうな論文に行きついてしまった。
もちろん読み通す知識も根性も持ち合わせていないから,結語のところだけ読んでみようと思ったら,結語の冒頭にひどく大げさな表現を見つけて大喜び。
効率的市場仮説にかかわる研究者はまるで,ゼウスの怒りを買い,運びあげては転がり落ちてしまう大理石を丘の上に押し上げるという永劫の罰を与えられたギリシャ神話の登場人物シシュポスのようである。*1
なんかすごいことになってるぞ(笑)。
金融経済学の研究者って,そんなとんでもない罰を与えられてるんだと当初の目的を忘れて大笑いしてしまった。
(もの好きな方のためにいちおうリンクを貼っておきますね。ボクには読めません。)
こういうヒマつぶしは,知らない言葉を学ぶのに役立ちます。
今日注目したのは「ノイズ・トレーダー」って言葉(有名?ボクは初めて知りましたが,単に無知なだけかも)。*2
ノイズ・トレーダーとは,一橋大学大学院経営分析プログラムのHPによると「ファンダメンタルに基づかない投資行動をとる非合理な投資家」のことらしい。あ,ボクのことだ!非合理な上にトレードが下手なボクみたいな投資家は何て呼んだらいいんだろう。「ジャンク・トレーダー」とか。ロック音楽のサブジャンルから拝借して「グランジ・トレーダー」なんてちょっとカッコいいかも。「ランダム・ウォーカー VS グランジ・トレーダー」なんて本が出ないかな。日本語にすると「不潔なトレーダー」になるんだけど…。
ボクが敬愛する楽天証券研究所の山崎元さんなんかは,デイトレを「あれは投資じゃなくて投機」みたいなことをどこかで言ってたから,てっきりデイトレ(短期投資)を軽蔑しているのかと思ったら,(少なくとも証券会社のトレーダーに対しては)そうでもないらしいことも,今回調べていて確認できた(投資と投機の違いを山崎さんはリスクプレミアムの有無で区別するそうです(山崎さんの言いたいことを理解してる風に書いてますが,わかってません))。
で,肝心の「株価は予測可能なのか」っていう疑問については,ゼウスに聞かないと分からないってことです。
あれ?「べき分布」について何も書いてないぞ。
えーと,あれです。正規分布じゃなくてべき分布なんだよ,株価って。だから,正規分布を前提としたテクニカル分析とかは,効率的市場仮説を支持する人たちからすると,占いと変わらないように見られてるのかなっていうのが,今日のヒマつぶしの結論です(ボクが言ったんじゃないですからね)。
というわけで,ジャンク・トレーダーのボクは,月曜日に向けてボリバン3σ越えの銘柄でも探そうっと。