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株価は気分で動いている

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<今日のノート>

株価に影響を与える要因を馬渕磨理子さんが図にしたものを見た。

株価を中心に据えた同心円で表現されていて、株価のすぐ外側に需給要因があり、その外側に金利や為替、商品などの市場要因、一番外側には景気や政治といった外部要因が描かれていた。

細かく見ていくと15個くらいの要因が書き込まれていました。

これを全部考慮に入れて判断するなんて、人間よりもコンピューターの方が断然得意そうだなーと思いました。

 

ふと目に留まったのは、需給要因の外側を囲っている「投資家心理」です。

以前から気になっていたけど、果てしない問題のように感じ、ブログで書くこともありませんでした。

投資家心理って、何?

「心理」って言葉、ボクにはすごくわかりにくい。

群集心理って言葉があるけど、それと似たようなものでしょうか。

 

群集は、「人の集まり」という意味では類似の「集団」や「組織」とちがって、はっきりとした輪郭や役割構造を持ちません(たぶん)。

集団や組織はたいていの場合目標があるけど、一般的に群集はただそこに集まってきた人びとで構成され、よくわからないきっかけで暴動を起こしたり、妙に盛り上がって一体感を持ってはしゃいだりする。

 

株式市場に集まってくる人たちは、群集と集団の中間くらいに位置するのでしょうか。

集団というには統制も役割もないけど、群集というほど無目的な集まりじゃなくて、「利益を得たい」という共通の欲求がある。

そういう人の集まりを支配しているのは「気分」なのかなと、NVIDIAの決算やFOMCの発表を受けた市場の反応を見て思ったのでした。

 

気分に左右されるなら、予測がむずかしいのは当たり前なのかなー。

市場参加者は、それぞれの気分を持ち込んできて、それが何となく共有され、初めはバラバラだった動きに少しずつ方向感が出てくる。

 

以前、ミュージシャンの細野晴臣のインタビューか何かを読んでいたら、音楽を作っているときにシンセサイザーのつまみを自分がひねり、ある時点でその手を止めることがすごく不思議だと感じた、みたいなことを言ってて、面白いなーと思ったことがあります。

板読みは板の動きを見ながら反転の兆しを探る作業かなとボクは思っているのですが、毎日板を見ていると、どうしてある値段で反転するんだろうと不思議に思います。

その値段が上限/下限だと指図する人はいないのに、なんとなく買いや売りの手が止まって逆方向に動き出す。

そういう気分が共有されるとしか言いようがない気がします。

ただその割に、個々の投資家はその気分を共有できなくて、まちがった予測を立ててしまう。株価は気分が市場参加者に共有されて動くのに、個人はそれを共有していない。

どうしてなのかなー。

やっぱり果てしない問題だと今日は思ったのでした。

 

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