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伝説の投資家シリーズ(3):ウォーレン・バフェット

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<今日のトレード>

ノートレ日

【今日のノート:世界長者番付トップ10に30年の賢人】

オマハの変人

バークシャー・ハサウェイの株価を50年で180万倍に上昇させた天才投資家は,「オマハの賢人」と呼ばれます。世界長者番付トップ10に30年間もい続けるけた違いの富豪の一人です。

 

でも案外おバカさんなところもあって,チェリーコークを数本と,野菜の入っていないパンとお肉だけのマクドナルドハンバーガーを毎日食べているらしい(ボクもそういう食事を毎日食べても飽きないタイプですが,残念なのは,誰もボクのことを「賢人」とも「天才投資家」とも呼んでくれないところです)。

 

決して贅沢はせず,大金を慈善事業に投じているところに,ボクは強烈にあこがれてしまいます。

バフェットを尊敬する若い起業家は多くいて,グーグルやアマゾン,フェイスブックの創業者たちもその中に入っているのですが,興味深いのは,彼らがバフェットの言葉を引用して自分たちの経営の正しさを裏付けようとするところです。

バフェットが彼らの会社に投資しているわけでもないのに,とにかく影響を受けているし,彼の言うことなら間違いないだろ!と思っているんです。そこらの若者がではなく,Google,Amazon,Facebook(現Meta)の創業者たちがです。

 

10歳で投資本を読み漁る

バフェットが生まれたのは大恐慌の真っただ中の1930年です。

6歳にしてすでに大人相手にコカ・コーラを売っていた話は有名ですね。驚いたことに,その6歳の時にバフェットは初めて銀行口座を開いたそうです。

10歳のある日,「1000ドル設ける1000の方法」という本に出会います(最近の日本でよく出版されている本みたいなタイトルですね)。そしてその本によって,複利で殖えるビジネスに惹かれたといいます(変な子だったんだなぁ)。

 

そしてバフェットは決意します。

35歳までに百万長者になろう!(今でいうFIREですね)

 

お金が欲しいんじゃないんです。

「なぜそんなにお金が欲しいの?」と聞かれたバフェットの答えにボクはとても惹かれます。

 

お金が欲しいんじゃないんです。お金を稼いだり,それが増えていくのを見るのが好きなんです。

 

そして後年,こんなことも言っています。

 

私はずっと,お金は社会に返さなければならない預かり証だと思っていました。

 

こどものバフェットにとってアメリカドルは,日本のこどもにとってのカブトムシのようなものだったのだろうか。

金のなる木が欲しかったんでしょうね。カブトムシがたくさん寄ってくるクヌギの木みたいな。

そして,見事金の生る木を見つけたら,それを社会に返さなければならないと考えている。欲の種類が根本的に人と違っているのが彼に与えられた天賦の才だったのかもしれません。

 

こんな言葉もとても興味深いです。

 

莫大な遺産を残したバフェット家の人間はひとりもいないかもしれないが,何も遺さなかったものもいなかった。稼ぎを使い果たすことはなく,つねに一部を貯めておいた。それでずっとうまくいっているのだ。

 

日本人はこんなにも貯金が好きなのに,どうしてバフェットが生まれなかったんだろうと,不思議に思いました。やっぱり欲の種類が違うんだろうな。

 

初敗北の教訓

彼は11歳で初めて,父親の勧めた株を購入しますが,一時的な株価の低迷で含み損を抱えたため,株価が回復するとすぐに売ってしまいます。

ところがその株は上昇を続け,11ドルで買った株は202ドルまで上昇します。

悔しい思いをした彼が得た教訓は次のようなものでした。

  1. 買った時の株価に拘泥してはいけない。
  2. よく考えないで慌てて小さな利益を得ようとしてはいけない。
  3. 他人のお金を使って投資してはいけない。

バフェットの投資はデイトレの対極にあるような長期投資ですが,上の3つの教訓はデイトレにも見事に当てはまっているように思います(2は異論もありそうだけど)。

そしてバフェットの超有名な投資原則はこれです。

 

第一の原則は損をしないこと。第二の原則は,第一の原則を忘れないこと。

 

耳が痛っ・・・。

 

神を見つけたみたい

高校の卒業アルバムに,将来の目標は「株式ブローカー」と書いた変人(ですよね?)は,その後数多くの株や投資に関する本を読んでいました。

そして運命の出会いをします。

ボクのブログの「伝説の投資家シリーズ」でも後日とりあげる予定の,ベンジャミン・グレアムが書いた本,「賢明なる投資家」です。

 

 

まるで神を見つけたみたいだった」と,超大袈裟なことを言っているくらい,衝撃を受けたようです。

何がそんなにすごかったんだろう?いつか読んでみよう。

 

投資家に見逃がしの三振はない

アメリカは野球が人気ですが,バフェットも投資を野球に例えて面白いことを言っています。

 

投資家がストライクを取られるのは,空振りした時だけなのです。

 

自分の頭で考えることをとても重視しているというバフェットは,他の投資家が「絶好球だ」と思っても,自分のストライクゾーンでなければ平然と見送ればいいと思っているそうで,投資すべき対象がない時はじっと待ち,絶好球が来たら即行動すればいいと考えているようです。人生訓としても大事なことを言っているように思います。

 

大事なのは知能指数よりも・・・

辛抱強さや冷静さは,知能指数よりも重要かもしれないと私は思っています。

 

知能指数がごく普通のボクには,とても勇気づけられる言葉です。

 

バフェットはいま93歳。

いまもまだ毎日マクドナルドのハンバーガーを食べ続けているのだろうか。

もっともっと元気で,いい言葉をたくさん残してほしい。

 

バフェットとステーキランチを共にする権利がオークションにかけられ,1億円以上で落札されたとwikipediaに書いてあるが,ハンバーガーじゃないんだ?とボクは疑問に思ったのでした。

ボクなら一緒にハンバーガーとコーラでランチしたい。

 

バフェットの自宅
【参考文献】

この「伝説の投資家シリーズ」は以下の本をもとに書いています。

 

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