<今日のトレード>
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【今日のノート:デイトレーダー,物言わぬ株主たち】
バリューアクト・キャピタルっていうヘッジファンドがリクルートの株式の1%を取得したニュースが2週間くらい前に流れていました。
その時はほとんど関心を持たなかったのですが,なんとなく気になって,ネットのニュースを読みなおしたり,「アクティビスト」と呼ばれる投資家の存在に関する記事を探して読んだりしてました。
何でって・・・,なんかカッコよさげじゃない?(笑)
日本では「物言う株主」と呼ばれていて,なんか呼び方がちょっとおダサだなと思ったのですが,日本にもぼちぼち生息しているのだと知りました(村上世彰氏が日本の代表選手みたいに言われてるんですね)。
デイトレーダーって,物言わぬ株主だなーって思いました。
だって株を保有している時間が1分とか1日とかだから,物言う機会がない。
アクティビストをカッコよさげとか言ってるボクは,軽薄そのものなので,企業に対して申し上げたいことは特にございません。
でも,ESG投資とかが話題になってることでもあるし,先日はブログで「万国のデイトレーダー,団結せよ!」なんて記事を書いたくらいだから(たんにアルゴちゃんにバカにされて腹を立てただけの記事です),デイトレーダーと社会運動の関係についてボンヤリ考えてみたのでした(妄想が壮大すぎる)。
そしたらなんと,あったのですよ!アメリカにそういう事例が。
「GameStop short squeeze」事件(現象)とか呼ばれてるみたいですが,個人投資家が集まるネット上のフォーラムWallStreetBets(WSB)で,ヘッジファンドの空売りに対抗して大掛かりな買いを集団的に仕掛けて,多くのヘッジファンドに大損をさせたという事例です(事件の概要を知りたい方はこちらの記事をどうぞ)。
詳しく調べていないのでWSBがどういう動機でそのような活動を始め,それがどんなふうに伝播し広く共感を集めたのかは分かりませんが,「金融業界のフランス革命」とまで表現した業界関係者がいたらしい(ちょっと表現がザンネンですね,これも)。
デイトレーダー(特にデイトレだけをやっている人たち)は株主総会に参加することもないだろうし,世間的には「たくさんのディスプレーに囲まれてお金儲けに専心している人」くらいのイメージかもしれませんが,GameStop事件のような形で,デイトレーダーが社会に向けて集団的な意思表示ができる可能性もあるんだなーと,考えを改めました。
え?ボクがそれを始めるのかって?
いやー,その前に信用余力を回復しなきゃですよ。
物言うデイトレーダーどころか,お金のないデイトレーダーになっちゃうじゃないですか。
明日もがんばるぞー。
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