これは雑談記事です!
<今日の雑談>
イーロン・マスクは、ユニバーサル・ベーシック・インカムの支持者なんだそうです。
ビジネス・インサイダー誌で彼のツイートを紹介する記事が出ていました。
ユニバーサル・ベーシック・インカムとは、一般的に次のように定義されるそうです。
ある集団に属するすべての成人に、貧富や雇用の状況に関係なく、お金の使い道を制限することなく、定期的に現金を支給する制度のことを指す。
ようするに、働かなくても定期的に一定の収入が得られるという制度です。
で、イーロンはちょっとおもしろい言い方でこの考えを支持しています。
「AIの明るい未来では、ベーシックではなくユニバーサル・ハイ・インカムが実現するだろう。我々が希少と定義しているもの以外で不足するものはない。そのシナリオでは誰もが望む商品やサービスを手に入れることができる。労働が任意である世界で、我々がどのように意味を見出すのかはあまり明確ではない」2023年12月25日、Xへの投稿。
イーロンは、AIが人類を滅ぼす可能性を懸念してOpenAIを起ち上げたわけですが、そういう未来だけじゃなくて、明るい未来も考えているらしい。
その未来ではなんと、世界中の人がベーシックなインカムではなく、ハイ・インカムが実現されると考えているのです。
不労高所得!生まれた時からFIRE!
彼の理屈はこうです。
経済の根底にあるのは労働力で、人びとは労働力を提供することで収入を得ている。企業は労働力が必要だから人びとを雇ってその対価を支払う。
でも、もしあらゆる経済活動でAIが労働力となり、人の関与をほとんど必要としなくなったら、人びとは労働から解放され、かつ商品やサービスに不足が生じない世界が実現される可能性がある(イーロンは、自分がそう願っているのではなく、実現するだろうと思っているんだと言っています)。
マルクスが聞いたら大喜びしそう(共産党系の労働組合はベーシック・インカムに反対しているみたいだけど)。
ジョージ・オーウェルはどう思うんだろう。
でも、気になるのはイーロンの言葉の最後の部分ですよね。
労働が任意である世界で、我々がどのように意味を見出すのか。
意味・・・かぁ。
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