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<今日の雑談>
1つ1つは独立した興味・関心だと思っていろいろなことに手を出していると、それがあるとき似たようなことに収斂していくことがあります。
以前ボクは「感情認識技術」が面白いと思って、ネット上の資料をあれこれ読んだことがありました。
Hire Vueというアメリカの企業が、オンラインの採用面接ソフトを提供していて、そのアドオンにAI支援サービスがあるらしい。
このサービスでは、就職応募者の外観(顔の表情や動作、音声情報)からその人物の認知能力や心の知能指数などを評価するのですが、評価のバイアスやプライバシーの観点からアメリカやEUではこうした感情認識技術の規制が検討されているそうです。
その資料を読んでボクが興味を持ったのは、Hire Vue社が、音声情報に比べて顔分析は有効でないとして、機能を削除したという話でした。
「声ってすごい情報量なんだな」と思ったわけです。
で、先日ボクは『響け!ユーフォニアム』というアニメを一気見したのですが、このアニメでは、各話の最後に必ず「そして、次の曲が始まるのです」というセリフが主人公の声で流れます。
このセリフの音声情報がすごくって(声優さんがすごいんです)、物語が次回どういう方向に流れていくのかを、毎回まったく同じセリフなのに、確実に視聴者に伝えてくるんです。
「あー、次回はちょっと悲しい感じなんだな」とか、「希望が持てる展開になりそうだ」とか、ほんとにちゃんと感じられて、絵がなくても次回予告になってる。
生物が発する音は、繁殖や危険の共有、個体の強さなど、たくさんの情報を伝える働きを持つようですが、その中でも人の音声情報っていうのは、言語と掛け合わせることで格段に複雑な機能を果たしていると思います。
顔の表情筋の精密な動きもヒトの特徴ですが、アニメがただの2次元の絵に過ぎないのにあれほど表情豊かに感じられるのは、音声情報に対する感受性があってこそなのだなーと思いました。
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