＜今日のトレード：開始から６８回目＞
・トレード銘柄：ピアズ(7066)，ＭｏｎｏｔａＲＯ(3064)，日本マイクロニクス(6871)，三越伊勢丹(3099)，ネクソン(3659)，M&A総研(9552)，クリアル(2998)
・結果：11勝12敗０分（収支はマイナス）
【今日のノート：天才たちのＢｅｅｆから学ぶど根性と勇気】
いまボクの中で，２つのbeefが熱いです。
年配の方のために解説すると（具体的に誰かを想定していませんからね！），beefとは牛肉という意味のほかに，Hiphopの世界のスラングで「抗争」という意味があります。
Hiphopで「抗争」という場合さらに２つの意味があって（まぁ不可分なのですが），１つはホントにギャング同士が暴力沙汰や殺し合いをしている抗争で，もう１つは音楽でお互いをディスり合うという意味の抗争です。
Hiphopはアメリカの底辺世界で生まれた文化なので，音楽の背景に貧困と犯罪があり，多くの人がHiphopに持つイメージは，ギャングに憧れて成り上がった若いラッパーたちのもっともストレートな表現だと思います（ギャングスタ・ラップと言います）。
第１のbeef（舐達磨 vs YZERR）
で，ボクがいま注目している２つのbeefのうち，１つはまさにHiphopの世界で起きているものです。
日本のラップグループとしてとても人気のある２つのグループ，BADHOPと舐達磨（なめだるま）の間で抗争が起きていて，舐達磨がBADHOPへのディス曲を発表するや，今日までにYoutubeで１１７０万回再生される大ヒットとなり，その２か月後に今回のbeefの中心人物であるBADHOPのYZERR（ワイザー）が発表したアンサーソングは，１週間ですでに４００万回再生され，このbeefに対する注目度・期待度の高さを示しました。
この２つのグループ（beef自体は舐達磨 vs YZERRなのでグループ間の抗争ではないようですが，どちらも結束の固さを誇るグループなんです）は，舐達磨が埼玉県熊谷市，BADHOPは神奈川県川崎市をそれぞれ拠点としていて，非行歴・犯罪歴ともにあちゃ～という感じなのですが，読書好きで豊富な語彙を持ち，「音」としての言葉に対する素晴らしい感受性を発揮する点が共通していて，たくさんの思いと自負が奔流のようにあふれるのを感じます。
第２のbeef（ジェフ・ベゾス vs イーロンマスク）
もう１つのbeefは，アマゾンとテスラを作った天才起業家同士のbeefです。
ジェフ・ベゾスとイーロン・マスクは，二人とも宇宙開発事業を行っていて，この二人もまたＳＮＳ上で火花を散らす関係として有名です。
事業に対する考え方や進め方にそれぞれの個性がよくあらわれていて，ベゾスは「一歩ずつ，果敢に」をモットーとして体系的に物事を進めるのに対して，マスクは「成功は保証できないが，興奮は保証する」という発言に見られるように，直感的でがむしゃらです。「気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ」と社員たちにはっぱをかけるそうです（報酬は高いけど，ブラックなんてものじゃありません）。
この二人に共通するのは，「地球の問題を解決するために人類を火星に運ぶ」とか，「宇宙からの注文をアマゾンが受けて配達する」とかいう途方もない目標を，ごく当たり前に掲げて仕事をしているところです。
こんなスケール感を，いったいどうしたら自分の中に育てられるんだろう，どれだけの胆力があれば，日常生活の中から「ロケットを作ろう」なんて思いつくんだろうと不思議に感じ，ボクはなぜかそわそわしてしまいます。
天才たちのbeefから学ぶど根性と勇気
で，今日のボクのとてもスケールの小さいトレードですが，Re;余力回復集中月間は一歩後退でした。テヘッ。
マイナスのほとんどは，前場の三越伊勢丹での損切り遅れでした。
やっぱりアマゾンで買い物して火星に住むほうがやりがいがあっていいのかなぁ。
いつも遅れる損切り，それを見てはがっくり，いつかきっと暴利，むさぼるために割り切り，学ぶぜど根性と勇気・・・って，下手くそなライム考えてる場合か！
次回もがんばるぞー。
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