Re: マイナスから始めるデイトレ生活

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情報量が少ないとどうなるんだろう,って話。

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<今日はノートレ日>

12月29日,今日は大納会。
日経平均は3万3464円で引け,年間で+7369円の上げ幅だったそうです。残念ながら年初来高値は更新できませんでしたが,下の図を見ると,30年ちょっとの間に見事なⅤ字回復を示してますね。

日経平均1989年~2023年


【今日のノート:情報量が少ないとどうなるんだろう?】

ティックチャートが少し前から気になっていて,Roccoさんのブログ(ブログのサブタイトルが最高にカッコいいんだぜ!)でそのことを相談したら,「一度使ってみては?」と助言してくださったから,大納会の今日,トレードはできなかったんだけどティックチャートを表示して,注目銘柄を観察してみました。

 

ティックチャートは,日足や分足などのローソク足と同じようにチャート画面に表示されるんだけど,チャートの性質がとても違っているんです。

ローソク足チャートは,タテ軸に株価,ヨコ軸に時間をとります。

一定の時間間隔で株価の変動を区切って,その単位時間での4値(始・高・安・終)を使って1本のローソク足を作ります。こうしてできたローソクには,4つの株価情報に加えて,それを時系列で並べることで時間の推移による株価変動も表現されているので,実は結構な量の情報が圧縮されているんです(下図左)。

 

これに対してティックチャートは,タテ軸に株価,ヨコ軸に時間を取るのは同じですが,ヨコ軸をよく見ると時間が等間隔に並んでいないことがわかると思います(下図右)。

なぜこうなるかというと,ティックチャートは約定ごとにグラフ上に点を打って,それをつなげて作られるからなんです。

つまり,ティックチャートは「何円で約定した」という情報がひたすらつなぎ合わされてジグザグな線ができて行くだけで,ローソク足のように始まりも終わりも,高値も安値もありません。時間の情報をまるっきり欠いているというわけではないので,その点が「板」とは異なるのですが,ローソク足に比べると情報量は明らかに少ないと言えます。

 

ティックチャートを見てわかることとしては,その時点での約定価格,そしてそれ以前の約定価格と比べて株価が上がったか下がったか,その変化の角度が急角度か,緩やかな角度か,変化が速いか遅いか,というぐらいの情報です。

 

ローソク足(左)とティックチャート(右)

で,肝心の使ってみた感覚ですが,「なんかいいかも!」という実にボクらしいふわっとしたものですが,情報量がちょうどいい感じでした。

ティックチャートならシンプルに株価の変化だけを追っていけるんだなーとわかりました。

スキャルピングに使うより,ちょっとゆっくり目のデイトレに使う方がいいのかなと一瞬思ったのですが,いや待てよ,逆かなと考え始めてしまい,いまのところ結論がでません。

 

移動平均線を重ねられないのがちょっと心もとないのですが,必要ならその都度分足チャートを表示させれば足りることなので,ボクのように一度に処理できる情報量が少ないおつむの人にはいいかもしれないです。

 

年明けには,ティックチャートを実践の場で使ってみようと思います。

来年の楽しみがまた一つできたぞー!


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