<株価指数> *休日等で変化なし・トレードなしの場合は「----」
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<今日のトレード>
・トレード銘柄:----
・結果:----
【今日のノート:ボクが信用取引を始めたわけ】
これまで「貯金」しかしたことがなかったボクが,株式投資を始めるにあたってとにかく不安だったのは,「元本割れ」という事態でした。「10万円預けたのに5万円になるなんてありえない!」と思っていたわけです。
それがまず投資信託(NISA, iDeco)を始めて,「リスク」という概念を(少しちゃんと)知りました。
リスクは「価格の変動幅(ばらつき)」として計算でき,最悪の場合でも自分の生活に支障をきたさないよう,つまりリスクの許容限度額を自分で設定して投資すれば,超低金利・賃金据え置き時代の貯金に比べて,むしろ株式投資(を含めた資産運用)は積極的にやるべきだと考えるようになりました(貯金の貨幣価値は不変じゃないということ)。
その後,株式投資に興味を持ったボクは「個別株投資ってどうなんだろう?」と思い,勉強を始めました。
最初は長期投資に目を向け,すぐに「資金の少ない人間がやっても増やすのに十年単位の継続が必要」と判断し,スイングトレードに視線を移動させ,ほぼ同時にデイトレードを知りました。
デイトレードは最後まで選択肢にならなかったんです。
だって怖いんだもん(笑)。というか,怖いものだと思ってたんだもん。
しかし,買った株をその日のうちに売却するデイトレードが,リスクを小さいうちからコントロールできる取引方法だと気づきました(もちろんいろんな記事や動画でそう言ってて気づいたんですよ。自分で気づいたわけじゃないです)。
そこでデイトレードを始めたわけですが,怖いものはまだ残っていました。
この2つに対する「植え付けられた不信感」はとても大きくて,「これに手を出したら大変なことになる」と,最上級の警戒レベルを維持したまま,現物取引だけをやっていました。
そんなある日,ボクはとある銘柄で2回の売買をやり,3回目に入ろうとしたとき,「買い付け余力がありません」というメッセージとともに,上がっていく株価を首をかしげながら見ていました。
超初心者のボクは,現物取引は反対売買後も受け渡し日(数日後)が来るまでは資金が拘束されるから買い付けに使えなくなるという,ごく初歩的なことすら理解しておらず,そこで初めて「信用取引は1日に何回転も取引ができる」という,今まで意味不明だった信用取引のメリットを理解したのでした(たまたまそれまでの現物取引で,3回転くらいしても買い付け余力が不足しなかったので,このメリットを理解できなかったんです)。
信用取引を9月に始めてからは,売却と同時に買い付け余力が回復し,自分のレバレッジ(3.3倍というやつです)の範囲内であれば買い付けに支障をきたすこともなくなりました。
少し前までは,このメリットに加えて手数料ゼロというメリットもあったのですが,これは楽天とSBIが現物取引も無料にしたことで,メリットを1つなくしました。
だから信用取引のメリットは現在,回転売買(買い付け余力の即時回復)と,空売りができるという2点になったのかなと思います。
空売りに対する警戒レベルはいまでもある程度高いままですが,以前ほどではありません。
「損失が青天井」と表現される通り,1日信用で空売りをし,連日寄らずのストップ高となり,日をまたいで持ち越した挙句株価がさらに暴騰をつづければ,信用(買い付け)余力が吹き飛んでしまうでしょうし,「往復ビンタ」と呼ばれる「買った株が下がったよー,じゃあ損切りしてすぐに空売りを仕掛けよう,あれー!今度は値段が上がっちゃったよぅ。ひどい!」という悲惨を何度も喰らえば,余力以上に気力が回復困難になって退場する人もいるでしょう。
でもいまのボクは,こういうリスクを自覚しながら,デイトレという「ちょっとハラハラする趣味」を楽しんでいます。
まだ1日や週・月の収支を気にする以前のレベルなので,「趣味」と呼んでいます。
いつかは「小さい副業」くらいには格上げしたいなぁ。
というわけで,ボクが信用取引を始めるまでを,その時々に知った仕組みや利点・欠点を中心に書きました。
「そんなの始める前から知ってるよ!」という方がほとんどだと思いますが,ボクみたいにわけも分からず始めてしまうおっちょこちょいな人のためのメモでした。
【大切な追記】
ボクは酒,たばこ,薬,ギャンブルなどへの依存性が非常に低い体質です。タバコもすぐにやめられましたし,ギャンブルはメジャーなものをひと通りやったけどハマりませんでした(ビギナーズラックで勝ったのに)。
ギャンブル依存の傾向がある人は,デイトレはすごく依存性を引き出す可能性があると思いますので,やめた方がいいと思います。