Re: マイナスから始めるデイトレ生活

デイトレと雑談を楽しむ人に読んでほしいブログ

初心者はどのテクニカル指標を使えばいいの?って話(その1トレンド系指標編)。

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株価指数

日経平均    30,994.67    -80.69 TOPIX    2,264.08    +0.32,マザーズ    701.27    +0.85,NYダウ    33,407.58    +288.01,ナスダック総合    13,431.34    +211.51,ドル/円    148.87    +0.3

【今日のトレード】

週末のためトレードなし。

【今日のノート:初心者はどのテクニカル指標を使えばいいの?って話】

マネックス証券が行った投資家アンケートの,テニクカル指標人気ランキングがいろんなブログで引用されてますね。

info.monex.co.jp

デイトレを始めたとき,ボクは投資戦略にファンダメンタル戦略とテクニカル戦略という2つのアプローチがあることすら知らなくて,漠然と「財務分析とかをしなきゃいけないんだろうな」くらいに思っていました。

その後ほんの少し勉強が進むと,デイトレではテクニカル戦略(分析)をとる人が大多数で,ファンダの重要性はどちらかと言えば低いと知りました。

 

そこでテクニカル分析(チャート分析とも言われますね)の勉強を始めたわけですが,そこに登場する指標がとにかくたくさんあって,どれから手を付けて良いかわからない。

指標を大きく分けると,相場のトレンドを判断するための「トレンド系」指標と,相場の過熱感(この言葉にはどうも違和感を覚えてしまうのだけど,ボクだけ?)を判断するための「オシレーター系」があるのですが,まだ全然勉強できていません。

 

これまでにボクが勉強したことを,自分の頭を整理するためにまとめておこうと思います(初学者の説明だから間違いや不正確なところがあっても許してね)。

たくさんあるから,今日はとりあえずトレンド系だけにします。

 

<トレンド系指標>

1.移動平均線ローソク足終値を結んだ線。短期線・中期線・長期線の3種類に分けられて,5日線・25日線・75日線あたりが多いのかな。平均をとる期間が異なるので,期間が長くなるほど変化はゆっくりと反映され,3本がタテに並ぶ順序や,交差点がトレンド判断の手掛かりになる。

2.ボリンジャーバンド20日移動平均線(=中心線と呼んでいる)からプラスマイナス標準偏差1つ分(1σ),2つ分(2σ),3つ分(3σ)の線を描き(3つの線が帯状に見え,トレンドの方向が可視化される),株価が帯のどこに位置するかで「高すぎ」「安すぎ」を判断する。標準偏差とは,平均値からの各株価までの距離の平均と思えばいい。

3.一目均衡表:自然界のすべてを理解する壮大な哲学をもとに作られたらしいが,テクニカル指標のデパートみたいな指標。5種類の線があって,それぞれが独立したテクニカル指標として使えるとのこと(小次郎講師の解説)。それなのに,線を描くための計算は最高値と最安値の26日平均をいろいろ組み合わせているだけという不思議な代物。マネックスのランキングでこんな複雑な指標が3位になっていてびっくりした。5本の線を描くと「雲」と呼ばれる色塗りされたエリアが現れるが,株価が雲を上抜けたり,下抜けたりすることでトレンド転換が予測できる。自然界を比喩に使うなんて,日本的だ(一目均衡表は日本人が考案し,世界で使われている)。

4.フィボナッチ:これまた不思議な指標で,中世の数学者フィボナッチが発見した数列をトレンド判断に応用したというもの。フィボナッチ比率に基づいて,直近高値と安値の範囲内で23.6%,38.2%,61.8%を節目と考える。自然界にはこの比率で形成されたものが多く見いだせるらしい。

5.MACD移動平均線を発展させたもので,2本の平均線とヒストグラムからなる。短期と長期の指数平滑移動平均線(EMA)を描き(これをMACD線と呼ぶ),さらにMACD指数平滑移動平均線(これをMACDシグナル線と呼ぶ)を描き,この2つの線の差を使ってヒストグラムを作る。2本の線が交差したところ(ヒストグラムが0と交差するところ)を売買ポイントの目安として使う。

6:ピボット:前日の株価の,高値・安値・終値の平均値(A)と,高・安・終でできる組み合わせ3組の引き算の値(B,C,D)を,それぞれ足した値が上値抵抗線になる値段,それぞれ引いた値が下値支持線になる値段。ようするに前日の値を使って当日の支持線抵抗線を算出するという試み。

7.DMI:前日と当日の高値同士と安値同士の差を使って,1日の変動幅のうち上昇分と下降分の比率で上昇力(+DM)・下降力(=DM)の強さを表す線と,上昇力と下降力の差からトレンドの方向と強さを表した線(ADX)で構成される。テクニカル分析で有名な小次郎講師が,「ADXはトレンドの有無を判断できるほぼ唯一の指標」と言っていた。

 

どの指標がボクのトレードに適切かまだ分からないから,マケスピⅡのチャートには,指数平滑移動平均線3本と,ボリンジャーバンド出来高,価格帯別出来高,DMIを表示して,とりあえずお試し中。

出来高と価格帯別出来高の2つ以外は,要するにローソク足を構成する4つの値段を比較的単純な四則演算で加工するという共通性を持つから,使い勝手の個人差はあるけど,初心者のトレードにそう大きな違いは生まないんじゃないかと思っています(ただ,一目均衡表だけはちょっとボクには合わなそう。小次郎講師が「いろんなアプリが入ったスマホみたいなもの」と表現してたけど,ボク的には「ドンキみたいなもの」という印象(品質が粗悪とか安物という意味ではありません)。

 

今日はこれでおしまい。近々オシレーター系も書こうと思います。

 

p.s この記事を書くために調べている途中で知ったのですが,アメリカではトレンド系とオシレーター系のことを,それぞれOverlaysとOscillatorsと表現するのですね。Overlayは「重ね合わせる,かぶせる」という意味なので,チャートに重ねて使うものという点に注目しているんでしょう。ちなみにOscillatorは「動揺する人とか振動体」です。こういう比喩の着目点の違いはちょっとおもしろいなと思いました。

 

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