Re: マイナスから始めるデイトレ生活

デイトレと雑談を楽しむ人に読んでほしいブログ

ボラに翻弄されて(Fooled by randomness)

 本ページはプロモーションが含まれています

<株価指数>

日経平均    31,259.36    -171.26,TOPIX    2,255.65    -8.51,マザーズ    657.30    -2.21

NYダウ    33,127.28    -286.89,ナスダック総合    12,983.81    -202.37
ドル/円    149.95    +0.15

 

【今日のトレード】

休日のためトレードなし。

 

【今日のノート:ボラに翻弄されて(タレブの『まぐれ』の途中書評)】

今週の相場は大きく上げたり,急落したりと,とてもあわただしかった。

だからというわけでもありませんが,タレブという人が書いた『まぐれ:投資家はなぜ,運を実力と勘違いするのか』(ダイヤモンド社)という本を週末は読んでいます。

日本語訳タイトルよりも,英語の原題の方がかっこよくて,"Fooled by Randomness: The Hidden Role of Chance in Life and in the Markets" だそうです。「ランダムさに翻弄されて:人生とマーケットにおいて偶然が果たすひそかな役割について」とでも訳せばいいのでしょうか(自信なし)。

 

まだ半分も読んでいないのですが,ウォール街のトレーダーたちを延々と皮肉って,マスコミをバカだと言い,上司をマヌケ扱いして止まらないこの本の著者が,現役のトレーダーだというから面白いです。先日紹介した映画『マネー・ショート』でも,主人公は元神経科医の変人トレーダーでした。

 

日本にはどれくらいそういう人がいるのか全然知りませんが,彼らの共通点は独立自営のトレーダーだという点です。人から投資資金を預かって,それを運用して出た利益から報酬をもらうという感じで,独立してやっていくには相当な実力が必要なんでしょうし,高額の報酬を得ているようです。

 

著者タレブは,不確実性科学(そんな科学があったのか!)の研究をして学位を取り,大学で教鞭をとりながらトレーダーもしている。理系トレーダーですね。そして『ランダムに翻弄されて』という本を出して投資家の自信過剰を笑うのだから,ウォール街というのは本当に不思議なところだと思います。

 

今日読んだところで気に入った一文を引用します。

リスクに気づいたりリスクを避けたりといった活動のほとんどをつかさどるのは,脳の「考える」部分ではなく「感じる」部分なのだ。

 

まだ読み終わっていませんが,これからどんどん面白くなる予感がします。

未読の方はぜひ(無責任)。

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]

株・投資信託ならネット証券のマネックス

にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへにほんブログ村株式デイトレードランキング株式デイトレードランキング