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プログレとぴんからトリオ

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これは雑談記事です!

 

<今日の雑談>

今日の相場

今日の東京市場は全面安となり、日経平均は中間で1日だけ陽線の小さなコマを作ったものの、実質的には9日連続の下げとなりました。

決算前でもあるし、どこまで下がるかボクにはまったく予想がつかないです。

 

アメリカの大統領選もなんだかおもしろくなってきました。

銃撃事件の影響で負け確定のバイデンが撤退表明をし、トランプの勝利確定かと思いきや、ロイターが報じた世論調査の結果では、民主党の大統領候補になりそうなハリスがトランプを上回る支持率だったようです。

これもまたボクにはまったく予想がつかなくなりました。

 

プログレとぴんからトリオ

大衆の意見や感情の変化は予想できないと思ったもう1つの話題が、日本の若者(だけじゃないのかも)の間でプログレッシブ・ロックが流行りつつあるという話です。

1960年代末から1970年代の半ばまでの時期、ポスト・ビートルズの音楽として音楽ファンを惹きつけたのはプログレでした。

キング・クリムゾンの『宮殿』が『Abbey Road』を抜き去り、ピンク・フロイドの『狂気』はギネス級の驚異的なセールスを記録しました。

 

プレグレの再流行に注目したニュースサイトのナタリーは、「サブスク時代に”逆行”する音楽」と書いています。

たしかにプログレは1曲の演奏時間が長く、オーケストラは鳴り響くし、不思議というか難解な歌詞が多いという印象で、『狂気』と同じ年に日本では宮史郎とぴんからトリオが流行っていたとは信じられないほど、「大衆受け」からは遠い感じがします。

(それがサブスク時代に逆行するのかどうかはイマイチわからない。サブスク時代の音楽の特徴って何?アルバム単位で販売されていないってことかな。)

 

で、その記事で紹介されていた曇ヶ原(くもがはら)をさっそく聞いてみたわけですが、たしかにプログレだー!

(バンド自身は「プログレッシブ・ハードフォーク」と呼んでいるらしい)

言われてみれば、プレグレが流行った頃というのはフォークが流行った時期でもあります。

ぴんからトリオと同時に売れていたのは、ガロの『学生街の喫茶店』やかぐや姫の『神田川』だったのです。

しかし「曇ヶ原」かー。こういうわけわかんないネーミングは大好きです。

――曇ヶ原ってバンド名は、やってる曲のコンセプトと合っててすごくいいですよね。

石垣翔大(以下、翔大):もともと「地名みたいなバンド名」にしたいと思ってて、曲のイメージに、自分の持ってる心象風景のイメージを重ねてつけた名前ですね。思い返すと、自分の原体験って曇ってることが多かったなという*1

インタビュアーの「曲のコンセプトと合ってて」という言葉がどういう意味なのか超気になる。

 

ファッションや音楽が、親世代の流行を取り入れて新しい作品を生み出していくというのは、わりと分かりやすい紋切り型の解釈ですが、なぜにプログレであってぴんからトリオじゃないのかっていうのはとっても興味深い。

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